イントロダクション健康経営宣言
イントロダクションは「日本で一番ホワイトな会社」という指針を掲げる企業として、従業員が積極的に健康づくりを行い、一人ひとりが明るくいきいきと働ける環境や機会をつくっています。
従来実施している安全衛生活動(定期健診・ストレスチェック・過重労働防止対策など)に加えて「従業員のその先にいる大切な家族」にも健やかな生活を送っていただけるよう、一歩踏み込んだ活動を展開していきます。
2021年に従業員に向けて「健康宣言」を発信し、健康管理と予防についての研修を行うなどの活動を行っており、2023年には「健康経営優良法人」の認定を受けました。
これまでの取り組みにより、平均残業時間の低減や健康に対する従業員の意識改革が進んでいます。
今後も健康づくり委員会を中心に健康の維持・向上に取り組んでいくことを宣言します。
株式会社イントロダクション
代表取締役 髙橋勇也
基本方針
従業員の健康意識が高く、健全な健康習慣を自発的に身につけようとする行動は、健康の維持・増進とともに仕事のやりがいに満ち溢れた企業人としての自己成長・人生の充実につながる。
そして、それは企業の生産性と創造性の向上につながり、持続的な成長を通じて社会全体に貢献することになるため、特に以下を重点項目とする。
- パソコン業務を行う社員が多く、運動不足が発生しがちであるため、その改善を進める
- 従業員の健康意識の醸成を図るため食事に関する健康情報の提供を継続的に行う
- 受動喫煙の防止と禁煙の促進を目的として、屋内禁煙を実施するとともに、喫煙者の健康に配慮して禁煙支援を行う
- メンタル不調の未然防止に向けたメンタルヘルス対策を推進する
- 疾病を早期に発見し安心して治療を受けられるように体制を整える
健康経営の取り組み
<運動不足改善に関する取り組み>
弊社では、職業柄座り仕事が多く、運動不足になりがちな従業員をサポートするため、「ITD健康ウォークラリー」を四半期ごとに開催しています。
このイベントは、従業員が歩く習慣を身につけて全国健康保険協会の意見を元に社内目標として掲げた8000歩以上歩く日を作れるようになることを目的としています。
ITD健康ウォークラリーは、どなたとでも参加可能で、専用アプリにチェックポイントの写真等をアップロードするだけで簡単に参加できます。
イベントは千葉県浦安市のテーマパークで開催しており、入場料の全額を会社が負担しているため、手軽に楽しく運動の習慣を取り入れることができます。
この取り組みは2023年から試験的に開始し、2025年には全ての従業員から意識的に歩く習慣を作っているという回答が得られるようになり、従業員全体からの意見も取り入れて改善しながら継続的に実施しています。
<メンタルヘルスに関する取り組み>
弊社は、基本方針に掲げている通り、従業員のメンタルヘルスを非常に重要視しています。
業界特有の課題として、メンタルの不調により休職や退職をする労働者が多いと認識していますが、弊社ではその対策として、法律で定められた回数を上回る年2回のストレスチェックを実施しています。
健康診断の受診率は100%ですが、ストレスチェックの回答率は7割前後を推移していますので、今後は回答率を上げていくことも課題です。これらの結果については外部委託の保健師や地域産業保健センターと連携して評価を行っています。
さらに、有給休暇の取得率増加や残業時間の低減も重要な項目として捉え、全従業員を対象に役員との面談を毎月行い、労働環境の改善をはかっています。
2021年に調査した際の有給取得率は75%でしたが、有給奨励日の新設や有給休暇取得に関する従業員への聞き取り調査などを行った結果、翌年には83%に上げることができました。その後も、傷病特別休暇を新設するなどの対策を行いましたが、80%台で推移しており、目標としている95%には及ばぬ状況でした。
2025年度に入り、健康づくり委員会であらためて2027年までに有給取得率を95%以上と出来るよう目標を再設定しなおしました。年次有給休暇の時間単位取得を可能にすることや、従業員や管理職からの意見聴取を行い、より年次有給休暇の取得をしやすい環境を整えてまいります。
<過重労働対策に関する取り組み>
弊社は設立当初より、従業員に過剰な残業が発生しないよう、36協定の特別条項を締結していません。
また、残業の許可制も導入し、法定外労働時間が30時間を超える場合には代表取締役にもアラートメールが届くシステムを導入するなど、過重労働の防止に努めています。
さらに、2023年度からは、残業時間の削減や年次有給休暇の取得において模範となる従業員を表彰する制度を実施しています。
2019年には平均残業時間が20時間ほどあり、ユースエール認定の基準である20時間を目標として様々な施策を行ってきた結果、半分の10時間前後で推移しています。
納期が近くなると稼働が上がるという業界特性もある中で、顧客の見直しや受注業務の選定基準を設けるなど、2027年を目標にさらに平均残業時間を5時間程度まで下げられるよう全社一丸となり努力いたします。
今後も、平均残業時間と有給取得率についてコーポレートサイトにて発表してまいりますが、その他の項目についても以下の実績です。
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 体調不良を理由とした有給取得の割合 | 69.6% | 61.3% | 50.6% |
| 休職者数 | 0人 | 0人 | 0人 |
| 疾病休業者数 | 0人 | 0人 | 0人 |
| 休業者数 | 0人 | 0人 | 0人 |
| 労働災害件数 | 0件 | 0件 | 0件 |
※2022年、2023年の体調不良を理由とした有給取得の割合は、事後申請を全て体調不良として集計
スポーツエールカンパニー2025
この度、当社はスポーツ庁が推進する「スポーツエールカンパニー2025」の認定を取得いたしました。
これは、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業を、スポーツ庁が公式に認定する制度です。
弊社の健康増進への取り組みの一つである「ITD健康ウォークラリー」が高く評価され、今回の認定に至りました。

健康経営優良法人2024 ブライト500
2024年3月に経済産業省および日本健康会議が主催する「健康経営優良法人認定制度」において、特に優良な健康経営を実践している企業として、「健康経営優良法人2024 ブライト500:中小企業部門」の認定を取得しました。
来年度も上位500社に選ばれるよう、より一層、労働環境や福利厚生の充実を推し進めてまいります。

「健康企業宣言」と「健康優良企業認定制度」
2023年9月20日には健康優良企業「金の認定」を取得し、現在も毎年継続して本認定を受け続けています。
2021年8月31日に全国健康保険協会(協会けんぽ)東京支部と協力して健康企業宣言を行い、その活動を推進したことが評価され、2022年4月20日に「健康優良企業」認定を取得しました。


